ロマン溢れる人生を

人生のどの場面を切り取っても映画のワンシーンであるかのように生きたい

喫茶店で唐突に隣の女性に声をかける怖い大学生

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

わたくしは本日も喫茶店へ足を運んでおります。

まるで定型文のようですわ。

 

本日は読書をしようと思い、バイト後にその足で喫茶店へ赴きました。

手にしておりますのは伊集院静の「一度きりの人生だから 大人の男の遊び方②」という一冊でございます。

 

昨日、ある本屋さんへ足を運び、そちらで購入いたしました。

店主のオジ様から「渋いねぇ~…」という声をいただきました。

「大人の男の嗜みでも学ぼうかと。ロマンを感じましたので。」とわたくしは返答いたしました。

 

昨日も本屋を後にして、喫茶店へ向かいました。

半分ほど読み進めましたが、非常に面白くロマンを感じる一冊でございます。

 

中古本ですから①とは出逢えず、②から読んでいるという次第でございます。

わたくし中古本が大好きです。

 

「わたくしの手元に来る前は一体どんな方が読まれていたのだろう」だとか

「大人の男の遊び方を身に着けたから、こちらの本を手放したのかな」だとか

あれこれ想像して、この世にわたくしと同じく「大人の男の遊び方」を習得したい方がいるのかと思うと、少しだけときめいてしまいます。

 

昨日、こちらの本を喫茶店で読んでおりますと、隣の席に若い女性二人が座られました。わたくし、喫茶店で周りの人々のお話を聞くことが大好きですので、ひっそりと本を読む傍らで会話を聞いておりました。

 

どうやら隣の女性、わたくしと然程年が変わらないようでした。

ひどく失恋している様子で、彼女の言葉すべてに私は共感しておりました。

 

まもなく閉店というところで、わたくしは席を立ち

彼女に声を掛けました。

 

「ごめんなさい、お話勝手に聞いていたのですが、わたくしも最近失恋してて、本当に辛いお気持ちよく分かります。明日も生きましょうね。」と。

 

わたくし、本当に彼女に寄り添いたいと思って

「明日も生きましょうね」だなんて言ってしまいました。

 

わたくしの思想をある程度ご存知の方からしたら、何の変哲もない言葉ですが

見ず知らずの人間に唐突に「明日も生きましょうね」と言われるなんて。

若干「言葉選びを間違えたかもしれない」とハッとしました。

 

彼女らはとても感じのよろしい方々でした。

「お話を聞いてて…」と申し訳なさそうに伝えると、大きく笑ってくれました。

「お互い頑張りましょうね~!」と慰めてくださってホッとしましたね。

 

更に「お姉さん、めちゃくちゃ可愛いですね。さっきからジロジロ見ちゃってて、ごめんなさい。」とお褒めの言葉まで頂けて、帰り道わたくしはニヤニヤしておりました。

 

改めて、喫茶店っていいなと感じましたね。

沢山の人々の人生を知れるよい場所だと思います。

そして、喫茶店での出来事がもう一つ。

 

茶店へ赴く前は地下鉄に揺られていたのですが

隣の席に座っていた男性が、わたくしより一時間あとに喫茶店に現れたのです。

 

「あっ…地下鉄の人だ」と思ったのをお互い顔を見て分かったと思います。

わたくしの席からよく見える場所に座られたので、何度も目が合ってしまい

面白くて仕方がありませんでした。

 

退店のタイミングも同じで、声を掛けようかと思ったのですが

流石に、わたくし怖すぎるかなと思ったので辞めました。

なんだか、いい空間ですよね。本当に喫茶店大好きです。

 

昨日は新たに本屋さんの店主のおじ様との出逢いもあって有意義でした。

新たな出逢いをしたり、勇気を出して声をかけてみたり、文学に触れたり。

幸せな一日でしたね。

 

本日も申し上げました通り、喫茶店におりますので

これからの時間はのんびりと珈琲と煙草を嗜もうと思います。

 

YouTubeで最近わたくしが気になったニュースについてお話しているので

お好みあるかとは思われますが、是非おいとまある際にご覧ください。

youtu.be

 

それでは皆様、ご機嫌よう。