ロマン溢れる人生を

人生のどの場面を切り取っても映画のワンシーンであるかのように生きたい

車はロマンだ

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 

まだこちらに記事を書き始めて日が経っておりませんので

更新頻度というのを重視して、始めのうちは

日毎に二記事程記していきたいと考えております。

 

わたくし、最近は湾岸ミッドナイトにハマってアニメの方を鑑賞しております。

 

わたくし、ゲームセンターが大好きなので

深夜近くまで友人とゲームセンターに行くことが多々あるのですが

その際も湾岸ミッドナイト、友人と対戦しておりますね。

 

更に、バイトの休憩時間にもゲームセンターへ足を運び

ひとりで湾岸ミッドナイトしておりますね。

休憩時間中に全国を駆け回っております。

 

わたくし、車についての知識は然程無いのですが

車を観たり、運転することは大好きで、車全般に強く興味があるので

機会や時間があれば車についても沢山知りたいと思っておりました。

 

自動車免許を取る際は、自宅の車がATなので

「しばらくの間はATでよいか」と思い、一先ずAT限定で免許を取得いたしましたが

心の中ではいつか限定解除は必ずしようと決めておりました。

 

兎に角、車に乗りたい、少しでも触れていたいという思いがあって

大学生に入って初めてしたバイトはガソリンスタンドでした。

 

車に触れる機会が多いかなと、深く考えずに想像しておりました。

確かに車に触れる機会は言葉通り多かったです。

 

タイヤの空気圧を見たり、タイヤに悪い部分が無いか確かめたり

エンジンオイルを見たり、洗車したり。

 

ただ、わたくしは当時数字を追うことに必死で

新規アプリ利用者を獲得すること、タイヤを売ること、リースを取ること。

これらを一番に考えておりました。

 

その為、車について知りたいことよりも

次々と始まるキャンペーンやフェア情報を頭に入れ、アプリの更新があれば変更点について知ることが最優先でした。

 

それでもガソリンスタンドで働いているときは本当に楽しかったです。

 

おじ様などの方々が渋い車に乗って来店された際は自ら進んで声をかけていましたね。

おじ様方は嬉しそうに自身の車について話してくださりました。

 

「あなたよりも歳上だよ。」と笑って

おじ様方は誰しもが愛車を愛おしそうに見つめていましたね。

非常にロマンを感じましたね。

 

渋くてカッコいい車が停まっていて、わたくしがその車に見惚れていれば

社員の方が隣にやってきて、車を眺めながら

わたくしに「あの車はね…」と毎回説明してくださりました。

 

車についてお話を聞くことは非常に好きでした。

わたくしも車に惚れ込んで、全てを注げたらどんなに楽しいかなと

渋い車やカッコいい車を見る度に思います。

 

わたくし、渋いと感じる車は幅広く沢山あるのですが

一台、特に興味のある車がございます。

 

1980年に製造終了しておりますイギリスのMGBという車でございます。

日本に輸出されたという記録は僅かしかなく

いつか見てみたいという程度ですが非常に興味がございます。

 

何故こちらに興味があるかというと、少々脱線致しますが

手短にお話させていただきます。

 

わたくし、手塚治虫の作品が大好きなのですよね。

手塚治虫は自らが創り出したキャラクターたちをまるで俳優のように

様々な作品で登場させ、異なる役を演じさせるという

スターシステムと呼ばれる制度を取っておりました。

 

その中でも最も長く起用され続けたキャラクターが

「ロック・ホーム」というキャラクターでした。

 

わたくしは、彼が非常に好きで

お手数ですが調べていただけると分かるように

彼は知的で、美しく、ナルシストで悪魔的なキャラクターでした。

 

そんな彼が登場する作品のひとつに「ブッキラによろしく!」(1985)というものがございます。

こちらの漫画で、先程申し上げましたMGBがロックの愛車として描かれているのです。

 

MGBは220km/h程度が最高速だとぼんやり考えておりますが

漫画の中ではロックが「エンジンを付け替えた」と言っており、

ヒロイン的な女性に「250km/h どう?」と質問をされます。

 

その返答として「夜明けの東名ならね」とロックのセリフがありました。

 

本当に何気ないワンシーンで内容には全く関係のない会話ですし

特に目立たせて描かれている訳でもないのですが

 

わたくしはこの「夜明けの東名ならね」というセリフに

何故か心を惹かれて得も言われぬロマンを感じました。

 

そのセリフの後、夜明けの東名を250km/hで走っている描写はあるのですが

特に車についての情報は文字として無く、話を進める上での重要な会話のみが

車の描写と共に吹き出し上で行われているというシーンが続きます。

 

車について詳しい情報を文字として与えないものの

鮮明に車の描写はされているので、そこに手塚治虫のこだわりを感じます。

手塚治虫は映画好きということもあるのか、彼は魅せることが非常に上手いと僭越ながら思っております。

 

こちらがわたくしの車に対する、ひとつの思いですね。

湾岸ミッドナイトからかなり飛躍いたしましたね。

 

もう朝ではございますが、眠ろうかと思います。